凛(零)「お前ら、あいつらよりも暴れたくて仕方ないんだろ?
今にも殴りそうなほど殺気立ってんじゃないかよ」
殺気が有り得ないほど出てるこいつら
イルヤ「零、怪我してる」
そう言ってそっと怪我している手を優しく包み込むイルヤ
コウスケ「そんな怪我では、この人数を相手には無理です。
零さんは、俺らで守ります」
そう言って、敵を確実に潰していく
他の奴らもあたしを囲みながら潰していく
こいつらはなんでもあたし優先か?
あたしはお前らに守ってもらえる資格なんてない
それにお前らだけ手を汚させるわけにはいかない
あたしはこちらに拳銃を向けてるやつに気付いた
あいつは黒川組幹部の中でも一番強く、気配を扱うのがうまいらしい
そんで黒川組組長が一番信頼しているやつだ
いくらコウスケたちが強いって言ってもあいつの気配扱いには敵わない
あたしには通用しないがな
――――スッ
あたしは一瞬にして気配を消す
そして、イルヤがもう一本隠し持っている短刀を盗みあいつの元へ急いだ
いや、イルヤから借りたんだ
黒幹「死ね」
――――ッピュン
コウスケたちに向けて撃った
イルヤ「ハッ!コウスケ!!」
イルヤは微かに漏れ出た殺気に気付き、コウスケに向かって弾丸が飛んでいることに気付く
そして、すぐさまコウスケの前に出ようとするイルヤ
イルヤ、お前は優しいやつだ
ちゃんと仲間を守ろうとしている
でも、イルヤもコウスケも他の奴らもあたしが守るよ
あたしはあいつとコウスケたちの真ん中に差し掛かったとき、気配を元に戻した
コウスケ「え!?零さん!!!??」
コウスケたちが凛(零)の存在に気付く
凛(零)「あたしの仲間を簡単に殺せると思うなよ?(ニヤッ)」
あたしは鞘から短刀を取り出す
イルヤ「え!!?あれ俺の、、、」
やっと、気付いたかイルヤ
まだまだだな
――――ヒュッ
あたしは短刀を持ち替え、ギリギリまで弾丸を待つ
黒幹「はっ、バカか?そんな短刀で弾丸を防げるわけないだろ」
バカにする黒川組幹部
フッ、、、
イルヤが大事に手入れしている刀を甘く見てもらっちゃ困るな
――――ヒュッ
あたしは流れるように刀を振るう
実に振るう数5、6回、、、
その速さは見極めるのは難しいほどの速さだ
そして凛(零)は静かに短刀を鞘に戻す
――――カンカンッ
弾丸は小さな欠片になった
黒幹「なっ!」
あたしはニヤッと笑って一気にあいつとの距離を縮める

