コウスケ「零さん、病院に連れて行きますよ!」
歩きながらコウスケに言われる
凛(零)「大丈夫。一人で行けるから」
イルヤ「その手で、バイクには乗れない、、、」
イルヤも心配してる声で言ってくる
凛(零)「お前ら、人混みに行けないだろ」
あたしは足を止めずに言う
こいつらは、隠れながらだと人混みは大丈夫だが、隠れないで行くのは出来ない
トラウマのせいで、大勢の人混みの中には入れなくなっていたのだ
自分では大丈夫だと思っても体が言うことを聞けなくなる
毎回大丈夫だと言って、あたしの後を着いて来ようとするが体が動けなくなっている
トラウマはそう簡単には消えない
あたしは立ち止まり、クルッと方向転換し後ろを向く
凛(零)「コウスケ、イルヤ。
あたしはいなくならないから。
大丈夫だからな」
あたしはそう言って、コウスケ・イルヤの順番で使える手で頭を撫でた
震えていることには気付いてた
震えていることがわからないように必死にバレないようにしてたようだけどあたしにはバレバレ
凛(零)「お前らを置いて、一人にはさせないから」
あたしはそう言って、二人に微笑みかけた
コウスケ・イルヤ「っ!!」
二人は泣きそうな顔であたしに抱き着いてきた
傍から見たら変なんだろうな
大の大人が泣きながら女に抱き着いているんだから
でも、あたしは気にしない
二人がそれで落ち着くならあたしはなんだってするよ、、、

