凛(零)「田中というのは、偽名で、
海藤甚助に脅され、秘書として監視されていたんだろう?
そして、家族を人質に取られている。
言うことを聞かないと家族を殺されるってな感じで脅されていたんだろ?」
田中「そ、それは……」
目を泳がせる田中
凛(零)「安心しろ。
海藤甚助がお前の家族に手を出すことはない。
それに、お前の家族は無事だ」
田中「え!?」
まあ、驚くのは仕方ないだろう
凛(零)「あたしを甘く見てもらっては困るな。
海藤甚助が日本に帰国する前に調べはついている。
お前のことも、お前の家族のことも。
生憎、あたしには海外に知り合いがいてな。
家族の所在もすべて把握済みだ」
――――ブーブー
凛(零)「ほら、連絡が来た」
あたしはそう言って、通話ボタンを押した
凛(零)「Ja.(はい)」
?『Wir warten. Rin.
(お待たせ。凛。)』
凛(零)「Wie war es?
(どうだった?)」
―――ここから、外国語で話していますが、日本語で書きます。———

