迅「………凛が心配だから」
パソコンから手を離し、真剣な目で俺に言う
悠「心配なのはわからなくもないがな、自分のことも大事にしろ」
抗争になったときに倒れられても困る
迅は自分のことよりも他人のことを優先する
そのお陰で助かることもある
迅「………わかった」
迅はそう言って、パソコンを閉じ窓の近くに置いてあるソファに横になって目を瞑った
すぐに小さな寝息が聞こえた
相当疲れてたんだろうな
慧「迅は凛ちゃんのことほんとに気に入ってるみたいだね」
寝ている迅にブランケットをかけながらいう慧
?「まぁ心配すんな。
いつものことだからそのうちひょっこり現れる」
突然声が聞こえたと思ってその声の方へ振り向く
悠「白金さん…」
ドアに凭れて立っていたのは白金さんだった
音もなしに急に現れないでほしい、、、
愁「あなたはどうして毎回毎回突然現れるんですか?」
溜息混じりに愁が言う
呆れている様だ

