最強女総長×俺様総長Ⅱ



――――ポンッ


あたしは雅雄に近づき、肩に手を置いた


凛(零)「頭を上げろ」


あたしの言葉で雅雄は顔を上げる


凛(零)「今までよく耐えたな。

もう無理しなくて大丈夫だ。

もし困ったり苦しくなったりしたら、お前の新しい家族を頼れ。

必ず助けてくれる。ここの奴らはバカだからなww

新しい場所で生きる意味を探せ。

希望を探せ。

お前なら必ず見つけられる。

それじゃ、あたしはこれで。

元気でな。」


あたしはそう言って、肩から手を離し雅雄に背を向けた


凛(零)「彷徨もじゃあな」


あたしはまだ、縁側に立っている彷徨に言った


彷徨「おう」


彷徨の言葉を聞き、あたしは玄関に向かって廊下を歩きだした


そんな凛(零)の後ろ姿に向かって、礼してたのを彷徨以外知らなかった、、、