凛(蛍南)「二人にとってさ、上野くんってどういう存在?」
あたしは真っ直ぐに二人を見つめながら聞いた
二人は最初、動揺していた目をしたが、あたしが真剣な目で言っていたので二人も真剣な目であたしを見る
世羅「あたしは入学当初からさ、こんな身なりだから友達っていう友達がいなかったんだよね。
それでこの屋上でお昼とか食べてたんだけど、ある日お弁当の箸忘れちゃってさその時に雅も丁度お昼ここで食べててまだ使ってない箸貸してくれたんだよね。
まーそのせいで雅はおかずに刺さってたつまようじで食べてたけどねww
その日からさ、自然とお昼は二人でここで食べるようになったんだよね。
んで、ある日クラスのやつでお金が無くなったんだよね。
それで一番にあたしが疑われたの。
あたしはもちろん、やってないから反論したけど誰も信じてくれなかった。
だけど、雅だけは信じてくれた。
あとでお金が見つかって、あたしの疑惑は晴れたんだよね。
それでも謝ることはなかったけどね。
あたし、その時から雅のこと気になってさ、よく観察してたんだよねー
雅もさ、クラスの奴らとは距離を置かれてたんだよね。
なんで雅みたいなやつが距離置かれるのか気になったんだよね。
だから、気になって調べたらさ雅の両親は事故で他界してて後見人となったのがヤクザの人だった。
ヤクザに関わってるっていうだけで雅は距離を置かれてるのを知って、あたしと同じで偏見で距離を置かれてる知った。
それから、あたしは雅に話しかけるようになりいつしか昂汰とも仲良くなってさ、この学園でのあたしの居場所となった。
あたしにとってさ、雅や昂汰はさ大事な友達なんだよね。
あ、今は蛍南もね。」
そう微笑みながら言う世羅

