あたしにとってはそれは偏見にしか聞こえない
裏の人間が裏の事情を表に出さないように守っているからこそ表は安全にある
裏に関わってしまった人はもう表に居場所はない
なくなってしまった居場所を作るのが裏だ
その均衡が保たれて今が存在するんだ
凛(蛍南)「上野くん」
あたしは上野雅雄を呼ぶ
彼は顔を上げ、あたしの顔をみる
凛(蛍南)「あたしの希翔学園での初めての友達になってよ」
あたしは微笑みながら彼に言った
上野「え?玖野さん、今の話聞いてた?」
彼は驚いたように言ってきた
凛(蛍南)「もちろん聞いてたよ。
あたしはそれでも友達になりたいの。
だって、上野くんは上野くんでしょ?
後見人の人がヤクザだからって上野くんはヤクザではないんだしさ」
上野「………。そんなの言われたのこれで3人目だ、、、」
3人?
あたしは首を傾げた
上野雅雄をありのままを受け止めたやつがいるのか?
それは少し会ってみたいな
上野「あ、ごめん。玖野さんみたいなこと言ってくれた奴がいたんだ。
多分、もう少しで戻ってくると思うからその時に紹介するね」
もう少しで戻ってくる?
ん?
今、学園にいないのか?

