そしてあたしが転校してから3日が経った
今日も昼休みに上野雅雄は屋上に行き、そこでご飯を食べていた
あたしはいつもなら扉から少し除いて屋上に続く数段の段差に腰を下ろし、そこでご飯を食べていた
だけど、今日は違う
――――ガチャ
あたしは屋上の扉を開けた
そして、柵に手を着き
凛(蛍南)「気持ちいいー」
あたしは背伸びをしながら言った
その隣に柵にもたれながらご飯を食べている上野雅雄
凛(蛍南)「上野くん、教室にずっといないと思ったらここにいたの?」
あたしは隣に顔を向け、彼に言った
上野「え?」
驚いてあたしの顔をみる上野雅雄
凛(蛍南)「今、なんで?って思ったでしょ?」
あたしはクスクス笑いながら言う
上野「え!?」
さらに驚いた顔をする上野雅雄
凛(蛍南)「普通なら転校生が来るとみんな周りに来て、質問攻めとかするでしょ?
自分と違うところに興味が出て、知りたがる。これが人間の本能。
だけど、上野くんは自己紹介以外は何も聞いてこなかったし話しても来なかった。
だから少し気になってね」
あたしは笑いながら言った
まぁ、気になったのは本当のことだ

