『先輩!』

下駄箱から靴を出そうとする先輩に声をかけた

「おっ希美か一緒に帰る?」

先輩は私の大きな声でびっくりしたのか
一瞬目をおっきくしたかと思うと手を私の方に出した
「お手をどうぞお姫様」

『ふふwそうね(照』
お姫様気分ルンルン

先輩の手に私の手を重ねる

『あったかいね♪』

今は冬先輩の手の温もりが伝わってくる
あったかい
ぬくぬく~♪


先輩はサッカー部
私は軽音部
だから時間が合わなかったりで放課後あんまり一緒に帰れないの

サビシサビシ;;

でもね その分先輩は一緒に帰れる時間を大切にしてくれる

ウレシウレシ♪♪

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先輩とはバス停でバイバイ
バスを待っている間いっぱい話さなくっちゃ!

『先輩最近部活どうですか?』

私は159cm
先輩は180cm

私は先輩の顔を覗き込むようにしながら、
話しかけた

「ん?あー結構いい感じだよ でも最近足が変なんだよな」
私の頭をいい子いい子しながら‥‥
‥‥ん?足が変‥‥!?

『え?大丈夫ですか!?あっ!!』
////////////////////////////うぅぅはずかしい
下校途中の高校生が一気に私に注目した

「w希美 声大き過ぎ」

先輩はお腹を押さえながら笑った

先輩が笑ってくれた事に嬉しくて
私も一緒になって笑った


ブロロロロ
『あ‥‥バスきちゃった』
ションボリ
「ほら、希美また明日ね」
先輩はニコッと微笑み私の背中を押した
うぅ先輩の笑顔ずるい

『先輩また明日 朝練頑張ってください』

今日一番の笑顔を見せた