「早く。学校に遅れちゃう。」 幼なじみの彼が後ろから走ってくる。 「桜ちゃん。待って~てよ。」 わたしはようやく来た幼なじみと一緒に学校に行く。 「はい。はい。わかったから」 わたしは待つ。 「やっと。追いついた。」 ハァハァ。息がきれている。 「大丈夫?零(れい)。」 「…大丈夫。」 学校に着いた。