「見た目とは違ってすごく優しいし、頼りになる。」 「へぇ、そうなんだ。」 「それにね…こんな私のこと"好き"って言ってくれたの。だから付き合おうって決めたの。」 日花梨はちょっと照れ臭そうにそう言って笑った。 もうその後のことはよく覚えていない。 気づいたら自分の部屋のベッドにいて、ただひたすら天井を見つめていた。 ついさっきまで俺の手の届く所にいたはずの日花梨。 日花梨が16歳になったらプロポーズするつもりでその日を待ってた俺。 こんなことならもっと早く行動に移しておけばよかった。