「ぉい、凪。毎日毎日何で俺ん家に現れるんだ?お前ん家は隣だろ。」
「おじさん…」
「もう!パパってば!凪君に意地悪言わないでよね〜」
「意地悪じゃないだろ日花梨。何でお前はいつもそうやって凪の味方ばかりするんだ?パパは悲しいよ。」
「凪君が日花梨に会いに来てくれなくなったらパパのせいだからね!」
日花梨は毎日仕事帰りの俺が来るのを楽しみに待ってくれてるらしい。
だから俺もどんなに疲れてても毎日欠かさず顔を見せに山下家にお邪魔してから帰宅するようになった。
「恋人でもないくせに毎日会いに来るのはどうかと思うがね。」
このちょっと理屈っぽいのは日花梨の父親。
警察官っていう職業柄なのか、結構頑固で芯が強い。

