K子は、戻ってくるなり

うつむいてこう言った。



K子 「ごめん、ひかりの事嫌いだって」


ひかり 「・・・」


K子 「元気出しなよ!」


ひかり 「本当に聞いてきたの?」


K子 「聞いたよ。嫌いっていってたから
  
   あっちのクラスに行かない方がいいよ」



信じられなかった。

だって、彼とはずっと仲良しだったから。



つい1時間前も、じゃれ合ってたばかりなのに。



考えれば考えるほど、その返事は

嘘に思えてならなかった。



もう1度、自分で確かめよう。