私とヤンキー高校


花梨Side



『…その時 龍人くんが来てくれたんだ。本当に助かったよ…』


「…ごめんな。守ってやれなくて… 」


『え?龍人くんは私を守ってくれたよ。だってちゃんと来てくれたし…』


「ありがとう。」


思い出して涙が出そうになった時
私は龍人くんの腕の中にいた。