ガラガラガラ
「はよ。」
『龍人くんどうしたの?』
教室に入ってきた龍人くんは、怪我をいっぱいしていて、顔から血がたくさん出ていた。
『て、手当しないと…!』
「大丈夫これぐらい…」
「誰にやられたの?」
「3年の大稀(タイキ)」
「アイツになんで?」
『大稀先輩ってどんな人なんですか?』
「この学校No.1のボスみたいな奴だよ。」
『えぇ~!』
ボスっているんだぁ…どうして龍人くんに喧嘩をしたのかなぁ…
『やっぱり保健室行こ?』
「…いいって」
『いいから~ 』
私は龍人くんの手を引っ張って保健室に向かった

