「中川さん、日誌終わった?」
「黒野くん、もう少しだよ。あ、黒野くん仕事終わったなら先に帰っても…」
「そんなことするわけ無いでしょ。」
私は中川彩葉。
今日は隣の席の黒野翔くんと日直をしております。
黒野くんはモテる人で、私なんて話せるのだけでも夢のような人。
「中川さん?」
「え、あ、ごめんなさい!すぐ書くね。」
黒野くんは誰にでも優しくて、
すきかって聞かれたらもちろん好きって答えるけど、恋愛感情っていうよりは、憧れの存在って感じ。
「書き終わったよ。」
「じゃあ持っていこうか。」
教室の鍵を閉めて、職員室に歩く。
「中川さんは、いい子だよね。」
「え?」
「話せる機会できて、よかったよ。」
黒野くんの顔は、夕日が眩しくて見えなかったけど、優しそうな顔をしてた。
「失礼しました。」
日誌を提出して、下駄箱に向かう。
「そう言ってる黒野くんも、すごい優しい人だよね。」
「そうかな?」
「私はそう見えてるよ。」
そして、靴を履き替えると、黒野くんは自転車で私はバスだから、ここでバイバイ。
バス停に向かうと、部活の終礼を終えたらしい親友の七瀬とその彼氏の真人くんが立っていた。
「黒野くん、もう少しだよ。あ、黒野くん仕事終わったなら先に帰っても…」
「そんなことするわけ無いでしょ。」
私は中川彩葉。
今日は隣の席の黒野翔くんと日直をしております。
黒野くんはモテる人で、私なんて話せるのだけでも夢のような人。
「中川さん?」
「え、あ、ごめんなさい!すぐ書くね。」
黒野くんは誰にでも優しくて、
すきかって聞かれたらもちろん好きって答えるけど、恋愛感情っていうよりは、憧れの存在って感じ。
「書き終わったよ。」
「じゃあ持っていこうか。」
教室の鍵を閉めて、職員室に歩く。
「中川さんは、いい子だよね。」
「え?」
「話せる機会できて、よかったよ。」
黒野くんの顔は、夕日が眩しくて見えなかったけど、優しそうな顔をしてた。
「失礼しました。」
日誌を提出して、下駄箱に向かう。
「そう言ってる黒野くんも、すごい優しい人だよね。」
「そうかな?」
「私はそう見えてるよ。」
そして、靴を履き替えると、黒野くんは自転車で私はバスだから、ここでバイバイ。
バス停に向かうと、部活の終礼を終えたらしい親友の七瀬とその彼氏の真人くんが立っていた。

