ニコニコと笑いながら進んでいく咲斗についていきながら、女の子の目を気にしないように歩く。
『咲斗、次どこ行くの?』
そう聞くも、未だにニコニコを浮かべている咲斗には聞こえてないらしい。
そのまま、女の子の視線を受けながら咲斗の後ろをついていく。
せっかくのスポーツセンターなのに、モテる男も大変だよね?
こんなに女の子に囲まれてたら、楽しいものも楽しめなくなりそうだよ?
『……ごめん』
やっと女の子達のいないところに来たと思った途端、立ち止まった咲斗が、俯き加減にそう言った。
ごめん……って、私に言ってるの?
『ごめん、咲斗が謝ってる理由がよくわからないんだけど…』
俯き加減の咲斗にそう言うと、驚いたように顔を上げた咲斗が、私を見たまま固まる。



