【二重人格王子とsweetLIFE‼︎⁉︎】




ニコニコと笑いながら進んでいく咲斗についていきながら、女の子の目を気にしないように歩く。



『咲斗、次どこ行くの?』



そう聞くも、未だにニコニコを浮かべている咲斗には聞こえてないらしい。




そのまま、女の子の視線を受けながら咲斗の後ろをついていく。



せっかくのスポーツセンターなのに、モテる男も大変だよね?



こんなに女の子に囲まれてたら、楽しいものも楽しめなくなりそうだよ?




『……ごめん』



やっと女の子達のいないところに来たと思った途端、立ち止まった咲斗が、俯き加減にそう言った。



ごめん……って、私に言ってるの?





『ごめん、咲斗が謝ってる理由がよくわからないんだけど…』




俯き加減の咲斗にそう言うと、驚いたように顔を上げた咲斗が、私を見たまま固まる。