更衣室で着替えてロッカーの中に鞄を入れる。
「よし、準備できたわ。
沢山遊ぶわよ??麗愛。」
「りょーかいっ!」
女子更衣室をでると咲斗と湊の姿がなかった。
「先に遊んでるのかな?」
「………違うわ。麗愛。あれ、みて?」
私のことばを否定し、奈美はどっかを指さす。
奈美の指の方をみると女の子が沢山集まっていた。
「女の子しかいないけど…??」
「……麗愛。いい?
咲斗は学校の王子って呼ばれてるのは、顔がいいからでしょ?」
「そうだね。後、表の時だけ優しい。」
「ええ。で、湊も顔はいい方でしょ?」
「うん!美人さんの奈美とお似合いっ!!」
それがどうしたのかな?
皆の顔がいいってことぐらい分かってるつもりだけど…。
「私がいいたいのは、あの女集団の中に咲斗と湊がいるって事よ。」
奈美のことばに思わず女の子の集団に目を向ける。
…確かに真ん中に2人男の子が見えるけど…。
「わ、私あの中に入っていくなんてできないよ?!」
「……私もよ。」
絶対睨まれるよね、あれ。
女の子の必殺集団睨み潰しが襲ってくるよ……。



