感激のあまり抱きつこうとした湊は咲斗の言葉にノックアウト。
「よし!気を取り直して行くか!!」
「復活はやっ!!」
ノックアウトされたはずの湊は一瞬で立ち上がり、笑顔でスポーツセンターの中へと入っていった。
「……このまま私たちが帰ったらどんな反応するかしら?」
「んー…取り合えず電話かかってくるとおもうよ?」
「……帰る前に入り口から大声で何か叫びながら出てくる。」
あ、咲斗の案に一票。
「びっくりするじゃねえか!帰ったと思ったけど?」
そんな話をしていると、スポーツセンターの中から大声で何か叫びながら出ててきた湊。
「「あたった……。」」
私と奈美の声が重なる。
「…あいつは単細胞だからな。」
ズンズンとこっちに向かって大股であるいてくる湊。
「からかっただけよ?行きましょうか。」
湊が大声で何かを叫びそうになったのを手で制した奈美は湊の手を繋いで中に入っていった。
「…流石奈美…そして相変わらずのラブラブ度…。
私達も行こう??咲斗。」
「……ああ。」
その二人の後を追って私達もスポーツセンターの中へ入っていった。



