苗字はだめだったのかな?
てか、笑いの壷浅いですね。王子様。
「…………麗愛、三木麗愛(みつきれあ)です。お隣さんは?」
知ってるけど一応聞いとこ。
「お隣さんって、僕のこと?
麗愛、おもしろいね?
僕は藍原咲斗(あいはらさきと)。よろしくね?」
よろしくね?と言いながら手を差し出してきた藍原さん。
「……よ、よろしくおねがいします??
藍原さん。」
何なのか考えた末、握手だと分かり手を重ねて挨拶する。
「……藍原さんじゃ堅苦しいから、咲斗でいいよ。」
……え?
呼び捨てですか……?
正直に言います。
私、三木麗愛。
湊以外の男子と関わったことがなく、呼び捨てなんてあなたが二人目であります。
でも何か期待のこもった目で見られてる気が…
これは、言うしか……うん。
「……さ、さき、と…」
かんだしっ!最悪…
「うん。僕も麗愛って呼ぶね。よろしく。同居人さん。」



