同じく接客に選ばれた鈴がそう言うと、周りも賛成してくれた。




「……じゃあ麗愛は執事服。それ以外は裏方とか客呼びとかお願いね?


よし!次は買い出しとか飾り付けの係決めるわよ。」



いろいろあって結局この係を決めるのに今日一日をまるまる使った結果。




私は咲斗と買い出し係に。

只今帰りのSHRの真っ最中です。

それにしても、買い出し係かぁ
…滅茶苦茶面倒だなぁ…………。





「楽しみだな?買い出し。」



いや~な笑みを浮かべて周りに聞こえないように私に微笑みかけてくる咲斗。




すいません咲斗さん。

私にはあなたのその笑顔が悪魔にしか見えませんっ!!!!!




「……ヒッ、そ、そそそだね…??」




「ヒッ、て何??そんなにビビんなって。」


「ビビってなんか……って、皆居ないんだけど…。」


「……は?ってマジかよ…。あいつらもいねぇし。


…一緒に帰るか?」



「い、いやぁそのですね…お断りします…。」



「……チッ。」



舌打ちですか!?怖いよ?


きれいな顔の人が舌打ちするとよけい怖いからっ


奈美さん助けてください!!!!!



ガラガラッ




「待った?麗愛。」