泣きそうな古見にとどめをさすべく白滝の言及はさ-ら-に続く。
「何、もしかして部屋に彼女きたりしても自分は勉強ばっかして彼女ほったらかしとか?」
「そ、それは…」
「図星かよ!そんなんじゃ彼女より勉強とったと思われたんじゃね?」
「ぉっ、俺は彼女との将来のためにだな!」
「いくら勉強してもその彼女と別れる原因になったんなら将来も何も…」
「おい、白滝そろそろやめてやれ」
こころなしか古見の目が潤っている。
口も震えているのかめちゃくちゃ情けない表情だ。
これ以上やったらほんとに泣きそうだ。
………本心を言えば、古見を泣かすとあやすのが面倒だ。

