便利屋倶楽部



「めっちゃ美味ぁ…」


なんかジーン…てしてる白滝。


「お前…感激しすぎ。」

苦笑気味に言う俺に「俺の昼飯これだぞ?」と言って白滝が指を指したのは、アルミホイルに包まれた三角形のおにぎり。


「いや知ってるけどさ、い-じゃん。妹さんの愛情おにぎり。まだ小学生にしてはいいできだろ」

「ま、まぁ…な」


そう言うと白滝は少し照れたのかガサガサとアルミホイルを剥がしておにぎりに食いついていた。


「家族の手作り弁当かぁ-…」


古見が窓の外を見て小さく呟いた。


その手にはカップ麺。


古見はほぼ毎日、昼はカップ麺だ。


家族と離れて一人暮らししてるから仕方ないとは思うけど。