〔ハルト〕 「なんでもない」 明らかに表情が変わったソラちゃん。 俺には水野君の姿が見えなかったけど、きっとソラちゃんには見えたんだろう。 ソラちゃんの中にはいつも水野君がいる どんな形であっても。 俺はソラちゃんの中には少しでもいるのかな? 夕焼けに染まった帰り道、思いが止まらずにぎゅっと手を握りしめた。 びっくりしているソラちゃん。 でも拒むことはしなかった。 今だ、今しかない。