今日の空は何色?





静まる空気の中、言葉を発したのはソラだった









「エリ、もういいよ行こうよ」




ソラに引っ張られエリはこっちを睨むようにして出て行った





「なぁ」




ヒナタが俺に向かっていう






誤解だ




なんて言って収まるだろうか






いや、きっと無理だろう





ヒナタの目を見ると、ヒナタの目からは涙がこぼれていた




「俺じゃ、そんなにダメだったのかな
レイは俺なんかより、アオイの方がずっと良かったんだよな

俺、知ってたよ。アオイの初恋の相手がレイだって。

本当は一目惚れっていったけど違うんだ。



アオイがずっとレイのことを見てて


俺もそれで知っていつしか好きになってた。




アオイはかっこいいし、勉強もできるし、俺、アオイに負けたくなかったんだ。



だからアオイが好きなの知ってて告白した。




だけどやっぱり、俺なんかよりアオイの方が良かったんだなぁ




最初っから俺じゃない方が良かったんだよなぁ」





久しぶりに見るハルトの弱さ




今までずっと見せてこなかったハルトの一面





それはあまりにも意外なもので声が出なかった






パシンッ ────





教室に響き渡る音




目線を上げるとそこにいるのはレイだった





「バカ……」






レイも目に涙を溜めていた






「レイ……」



「だれが俺じゃない方が良かったんだよなだよ。
私はあなただから好きになったの、あなただから好きでいれるの。
アオイくんはとってもいい人だけど、ヒナタくんにはヒナタくんの良さがある。


勝ってるだの負けてるだのそう言ってるほうが嫌だ。



ねえ?あの時、本当は抱きつきたかったんだよ。


もういいよ。って




私のこと好きでいてくれる?って



でも言えなかった



私も弱かったから。




でも今なら言えるよ。




私のこと好き?」







ヒナタは豆鉄砲を食らったような目で、でもすぐに優しい目になり




「好きだよ、あの時も、今も。



レイの気持ち知りもせずに例を沢山傷つけた。




傷つけちゃった分、取り戻したい。




俺のことまだ好き?




俺のそばにいてくれる?」








うん


と大きく頷いたレイをヒナタはぎゅっと抱きしめた





ヒナタの心からの笑顔を久々に見た気がした。







「ってか俺、告白もしてなかったのに勝手に振られちまったじゃねぇかよお前のせいで」




笑いながら俺は言う




「あ……それは!!その!!!」



慌てるレイをみて俺たちは笑った。




「なあ、アオイ、ソラちゃん、いいのかよ。次はお前の番じゃねえの?



気持ち、ちゃんと伝えろよ。」






わかってるよ





次は俺────か。








でも、関係がもし崩れたら…なんて女々しい事考えてる俺もいた





携帯を取り出し







(今日、一緒に帰ろ)





ソラに送る