「なぁヒナ…」
「ちょっと!!!!アオイくんいますか!!!」
「な、なんのよう?」
すごい形相で睨みつけてくるナガタエリ ー
教室の外からはソラがこっそり顔を出していた
「なんのよう?じゃないわよ!どういうわけ?」
「だからなにが!!!」
なんの思いも当たらない俺は逆に腹が立って強く言い返す
「オイオイ、アオイ」
ヒナタがなだめる
「なにがって、、、、あんた、あんな健気な幼馴染みがいながら転校してきた女の子と付き合うっての?」
「「は?」」
ヒナタとオレの声が重なった
「この前教室で抱き合ってたんでしょ?どんな気持ちでソラが見てたかわかってんの?」
耳鳴りがした
あの時、ソラが見てたのか ー
そして
「おい、どういうことだよ」
今までにも聞いたことがない低い声でヒナタがこっちを見る
あまりの騒動に教室は静まりかえり、レイもこっちを心配そうに何か言い出しそうな表情で見ている
ふと廊下を見ると
コヤマハルト
いつも愛想のいい彼がこっちをじっと見ていた

