私は今まで、まぁ、中学生の頃、過去3人の男子と付き合ったことがある。
一人目は中1のころ。中学生になった勢いで付き合った彼氏。まぁ、別れ方がね…中1にしては残酷でしたよ。はい。まだ付き合ってる間に彼が他の子に告白するという、初めての彼氏、初めての恋にしてはそんな終わり方をした。期間は3週間でしたよ。でも、今では、幼かったいい思い出だ。
そして二人目。その人とは1年半と言う私にしては長い歳月だった。好きになったのは、急に名前を呼ばれたからと言う単純なもの。ダメもとで告白してOKをもらえたときは嬉しかったなぁ。でも、元からあんまり二人とも喋る関係ではなかったからかほとんど口を交わさなかった。話したいけど話せない。それが1年半も続いたのだ。それでも幸せだった。修学旅行では、勇気を出して2人で回れたし、からかわれるのが嫌だったけど、彼はいつでも優しかった。初めてのキスをしたのもこの彼が初めてだ。さすがに中2だったからHまではいかなかったけど。3年になった。そして、この幸せがずっと続くと思ってた。でも、突然やってきた。一番協力してくれた友達から、
「少し距離を置きたいだってよ。」
と、私に言ってきた。頭が真っ白になった。涙すらも出なかった。それをまた別の同じクラスの友達に話してみると、「自分のやりたいようにやった方がいい。」と言われた。友達なりの優しさだったと思う。私も薄々、もう少しかなぁって思ってたし。私はつぎの日彼に手紙を書いた。「今日の放課後、裏庭に来てください」と。
その日の放課後、彼は約束通り来てくれた。もともと話す二人ではなかったから、沈黙状態が続く。その中で先に口を開いたのは彼だった。
「あの…さ。聞いてると思うけど、俺、花恋と距離を置きたいんだよね。3年になったし、受験もあるしさ…ね?」
私は嘘をついていると思った。なぜなら、他の人から「別れたい」と言っていたと聞いたからだ。私は、悲しみと怒りで震えが止まらなかった。震えをやっとのことで抑え、私は彼に、
「それってさ…。嘘だよね。別れたいってことでしょ?ど、どうしてハッキリ言ってくれないの?」
彼の恋が冷めていることをもう、私は気づいていた。
「別れたいなら、別れたいってハッキリ言ってよ!ち、中途半端に優しくしないで…よ…。」
涙で声がかすれる。
「…ごめん。」
何がごめんよ…。でも、今更怒鳴ったってどうにもならない。彼は私に背中を向けた。
「ありがとう。」
彼に聞こえたかどうかはわからない。でも、伝えたかった。彼の背中が遠くなって見えなくなった頃、友達が来て私を抱きしめてくれた。私は抑えていた涙が溢れその場で泣き続けた。
二人目の別れ方がショックだった私はなかなか立ち直れなかったけど時間と友達の支えで元気になっていった。彼も新しい恋を始めたと聞いて諦めもついたのもあると思う。
一人目は中1のころ。中学生になった勢いで付き合った彼氏。まぁ、別れ方がね…中1にしては残酷でしたよ。はい。まだ付き合ってる間に彼が他の子に告白するという、初めての彼氏、初めての恋にしてはそんな終わり方をした。期間は3週間でしたよ。でも、今では、幼かったいい思い出だ。
そして二人目。その人とは1年半と言う私にしては長い歳月だった。好きになったのは、急に名前を呼ばれたからと言う単純なもの。ダメもとで告白してOKをもらえたときは嬉しかったなぁ。でも、元からあんまり二人とも喋る関係ではなかったからかほとんど口を交わさなかった。話したいけど話せない。それが1年半も続いたのだ。それでも幸せだった。修学旅行では、勇気を出して2人で回れたし、からかわれるのが嫌だったけど、彼はいつでも優しかった。初めてのキスをしたのもこの彼が初めてだ。さすがに中2だったからHまではいかなかったけど。3年になった。そして、この幸せがずっと続くと思ってた。でも、突然やってきた。一番協力してくれた友達から、
「少し距離を置きたいだってよ。」
と、私に言ってきた。頭が真っ白になった。涙すらも出なかった。それをまた別の同じクラスの友達に話してみると、「自分のやりたいようにやった方がいい。」と言われた。友達なりの優しさだったと思う。私も薄々、もう少しかなぁって思ってたし。私はつぎの日彼に手紙を書いた。「今日の放課後、裏庭に来てください」と。
その日の放課後、彼は約束通り来てくれた。もともと話す二人ではなかったから、沈黙状態が続く。その中で先に口を開いたのは彼だった。
「あの…さ。聞いてると思うけど、俺、花恋と距離を置きたいんだよね。3年になったし、受験もあるしさ…ね?」
私は嘘をついていると思った。なぜなら、他の人から「別れたい」と言っていたと聞いたからだ。私は、悲しみと怒りで震えが止まらなかった。震えをやっとのことで抑え、私は彼に、
「それってさ…。嘘だよね。別れたいってことでしょ?ど、どうしてハッキリ言ってくれないの?」
彼の恋が冷めていることをもう、私は気づいていた。
「別れたいなら、別れたいってハッキリ言ってよ!ち、中途半端に優しくしないで…よ…。」
涙で声がかすれる。
「…ごめん。」
何がごめんよ…。でも、今更怒鳴ったってどうにもならない。彼は私に背中を向けた。
「ありがとう。」
彼に聞こえたかどうかはわからない。でも、伝えたかった。彼の背中が遠くなって見えなくなった頃、友達が来て私を抱きしめてくれた。私は抑えていた涙が溢れその場で泣き続けた。
二人目の別れ方がショックだった私はなかなか立ち直れなかったけど時間と友達の支えで元気になっていった。彼も新しい恋を始めたと聞いて諦めもついたのもあると思う。