「おはようございます、バロンさん」



俺はいつもどうり挨拶をして



「おう、おはようアラン。今日も早いな。」



「そんな事無いですよ。だって俺バロンさん
より早く来たことありませんもん。」



「ハハッ、まだ若いもんには負けられんよ」



バロンさんは負けず嫌いでよく仲間と張り合っている。
俺もその一人。



「今日こそバロンさんに勝って見せます」



「おう、かかってこい。まっ、負ける気も、手を抜く気もサラサラねーがな」



バロンさんはハハッと笑った。


「それじぁお先に狩らせていただきます」



「あっ、ちょっと待てアラン」



早速森に行こうとした俺にバロンさんは