紫子side
野々崎公園に紫子と森川が着いたとき
すでに小鳥遊 練無がベンチで
おしるこを飲みほしていた
「あー、れんちゃーん!」
紫子の声に気付いて練無が彼女たちをみる
練無は一瞬、驚いたように口を開けた
「えっ………」
「おう、遅れてしもうたなあ」
「…………なんで、森川がいるの………?」
ふてくされた子供のような声で紫子に尋ねた
紫子の背後から森川素直が小鳥遊に歩みよる
「小鳥遊、久しぶりだな」
「…………2人で来たの……?」
「おうおう、玄関開けたら、まあびっくり、
森川くんとご対面や、
なんや森川くんは地球守りに行くんだとなあ」
「スワップミートだって」
「…………ふうん………」
「なんや、れんちゃん……何がそんなに
気にくわないや………
あれ??
ようみたら………そのスカート………」
紫子が練無の履くスカートを指差した
今日の練無はfemaleバージョンだ
「さすがしこさん!
お目が高いね!!
可愛いでしょ?
このチェクのフレアスカート!」
すっかり機嫌を良くした練無は
くるくると回る
その様子を紫子と森川は冷めた表情で
見合わせた
「…………ウソやろ………」
「凄いね、どんぴしゃだ」
「…こんな………れんちゃんみたいな
美少女となんて………
………うち、公開処刑やんか………」
「いいんじゃない?仲良しで」
「よかないで、森川はんよ………
………こんな仕打ちあるかいな………
……もう、お嫁に行けへんよ……」
顔を見合わせる森川と紫子に気付いた
練無は
すかさず割って入る
「……なに、2人して内緒話してんの?
………しこさんも、そのロングコート脱いでよ」
「……うち、ちょっと着替えてくる……
………待っててな」
野々崎公園に紫子と森川が着いたとき
すでに小鳥遊 練無がベンチで
おしるこを飲みほしていた
「あー、れんちゃーん!」
紫子の声に気付いて練無が彼女たちをみる
練無は一瞬、驚いたように口を開けた
「えっ………」
「おう、遅れてしもうたなあ」
「…………なんで、森川がいるの………?」
ふてくされた子供のような声で紫子に尋ねた
紫子の背後から森川素直が小鳥遊に歩みよる
「小鳥遊、久しぶりだな」
「…………2人で来たの……?」
「おうおう、玄関開けたら、まあびっくり、
森川くんとご対面や、
なんや森川くんは地球守りに行くんだとなあ」
「スワップミートだって」
「…………ふうん………」
「なんや、れんちゃん……何がそんなに
気にくわないや………
あれ??
ようみたら………そのスカート………」
紫子が練無の履くスカートを指差した
今日の練無はfemaleバージョンだ
「さすがしこさん!
お目が高いね!!
可愛いでしょ?
このチェクのフレアスカート!」
すっかり機嫌を良くした練無は
くるくると回る
その様子を紫子と森川は冷めた表情で
見合わせた
「…………ウソやろ………」
「凄いね、どんぴしゃだ」
「…こんな………れんちゃんみたいな
美少女となんて………
………うち、公開処刑やんか………」
「いいんじゃない?仲良しで」
「よかないで、森川はんよ………
………こんな仕打ちあるかいな………
……もう、お嫁に行けへんよ……」
顔を見合わせる森川と紫子に気付いた
練無は
すかさず割って入る
「……なに、2人して内緒話してんの?
………しこさんも、そのロングコート脱いでよ」
「……うち、ちょっと着替えてくる……
………待っててな」

