Blue Love~君との恋が海色に染まる~

私はカバンの中から、あるものを取り出した。




「・・・・・・これに、見覚えない?」


「・・・・・・え・・・・・・?」




私が取り出したのは、池高君が私に貸してくれた、海色の折り畳み傘。


これを見たら、池高君は記憶を取り戻すかもしれない・・・・・・。




「あのね、池高君は・・・・・・私が田舎者だって、クラスのみんなからバカにされて傷ついていた時・・・・・・池高君は、私をここに連れてきてくれたんだよ?」


「・・・・・・?」


「池高君は・・・・・・雨が降った日、傘がなくて困っていた私に、この折り畳み傘を貸してくれたの・・・・・・。」



池高君・・・・・・絶対、混乱してる・・・・・・。


でも、今言わないと・・・・・・。