羽ばたけなくて

今はこうして一般的な公立中学校に通っているけど、

それまでには様々な壁が立ちはだかっていた。

話はヨウの小学校入学前まで遡る。

幼稚園は近所の子と仲良く

近所のところへ通っていた。

その中でヨウは浮くことなく、

周りの友だちと一緒になって

一生懸命きらきらした目で遊んでいた。

毎日泥だらけになって夢中で遊んだ。

そんな楽しい幼稚園も卒園間近となった時、

すでに私が通っていた小学校から1通の手紙が届いた。

『大塚耀紀様・保護者様』

そう書かれた封書。

きっとそこの小学校に入れることを知らせる手紙だろう。

誰もがそう思っていた。

私の入学時だってそんな内容の手紙が届いたから。