ランYouth!


西園寺「お前馬鹿か」

な、なにぃ?!馬鹿っ?!?!

西園寺「俺が決めた女なんだよ。そんなの関係あるもんか」

「確かに関係ないけど...って関係もあるけど!」

本当口悪男ね。


西園寺「なあ受験の時って覚えてるか?」

受験の時?うーん、何かあったっけ

「覚えてない」

西園寺「ハハッだろうな。俺、お前の隣に座ってたんだぜ?」

え?隣?

「だからなんだって言うのよ」


西園寺「......」

「?」

ガサゴソと西園寺は自分のポケットを手で探った


西園寺「あった!ほれっ!」


「う、うわぁぁ〜〜!投げないでよ!!」

私は西園寺に投げられた物を目で見た

「消しゴム?」

西園寺「お前、忘れてただろ!」


忘れてた?うーん

「これが?」

西園寺「え?これがって...お前覚えてねーの?!」

まったく覚えてないんだけど

西園寺「ハァますますアホまるだしだな」

「うっさいわよ!」

べーーっ!それに私、西園寺家で消しゴム使った覚えもないし

西園寺「だーかーらー!受験の日、お前が貸してくれた消しゴム!!」

・・?・・・っあ、あーーー!!!

「あの時の!!」

西園寺「やっと思い出したか」

あの時の男の子、こいつだったんだ!


「うんうん!久しぶりに会ったわね!!」



西園寺「うるせーよ、近所迷惑だろ」

「ご、ごめんテンション上がっちゃって」
まさかあんたの口から近所をいたわるような言葉が出るとは