あの日以来返事の機会さえ持ててないや。
楓「へぇまさか翔にそんな早く告白できるほどの度胸があったとはね。それで返事は?」
「まだ言ってませんっ」
だってあいつと付き合うなんてことしたら身も持たなそうだもん
自己中だし自分勝手なことされて振り回されそう!
楓「もしかしてだけど...翔の事嫌ってたりする?」
え?
楓「あっいやもしかしてよ!もしかして!」
「ま、まぁ少しはそうかもしれません。楓さんの前でこんな事言っていいのか分からないですけど...」
まだまだあいつの悪いところなんて言えるわよ!!
楓「多分翔にとっての初恋の子だと思うのよ。」
「わ、私がですか?」
楓「そう。今まで翔が誰かを本気で愛そうなんてする素振りも見えなかったからね」
うそ、もっと恋愛豊富なのかと思ってた
お金持ちって女の子には飢えてなさそうなイメージだったし....
楓「昔から結構横暴な事はしてたけど小さい頃からの寂しさゆえもあると思うし本当は優しい子なのよー」
「優しい?」
ちょっと失礼な事聞いちゃったかな
楓「あっやっぱりそこくるね〜!」
ははっあははっ
楓「のあちゃんは知らないと思うけど幼稚舎の頃クラスの1人の子が虐められてたんだって。先生も見て見ぬ振り、もちろん生徒も。そんな時に翔だけはその子を助けてあげたのよ。これ聞いた時はびっくりしたわ」
助けた?!あの乱暴者が...
楓「ほんとはそういう優しさもあるんだけどねぇ。なかなか不器用だから人に見せれないのよ」
楓「...というか!私の知らないところでのあちゃんがそんな事されてたなんてことにも驚いてたよ!」
そっかぁお姉さん知らなかったんだ
楓「これから何かあったら必ず言ってね!すぐにいじめるやつ殴ってやるから!!」
あははっ頼もしい
