「うわぁ広い!」
外から見ても大きな車だったけど実際中に入ってみると、その豪華さがもっと感じられる。
これってリムジンって言うのかな
相馬「何か飲む?」
そう言ってクーラーボックスのようなところからジュースを取り出してくれた
「ありがとう。なんかごめんね?車で送ってもらったうえにジュースも貰っちゃって」
相馬「....いいよ別に」
わわっやっぱり話し方、静かだなぁ
あの3人の中ではやっぱり1番落ち着いてるよね
まあ西園寺みたいにツッこまれるのも面倒だけど
西園寺.....
【おーい貧乏人。馬鹿なくせにどうせ授業遅れちまうんだろ?俺様が送ってってやる!貸し1な!!】
「うっわ、言いそー」
相馬「ん?どうかした?」
「あ、ううん!なんでもない!」
相馬「そっか」
でもなんか新鮮。
相馬さんに送ってもらうなんて
いや、そもそも高級車で登校させてもらえるなんて。
(チラッ)
相馬さんの顔を見てみた
相馬「何じろじろ見てんの」
「えっあっ別に!」
見すぎた?
相馬「あんたってさ、なんで俺だけ下の名前で呼ぶの」
「え?どういうこと?」
相馬「翔と蓮には苗字なのに俺だけは最初から名前だったからさ」
うーんそっか!
考えてもいなかった。
そういえば学園内の人も西園寺率いる3人だけは"さん"付けだよね
格の違いが現される。
「理由はない....かな」
なんとなく?
あの3人の中でも1番私が気楽に話せる人物なのかもしれないし
ただ心の中では少しの特別扱いがあるのかもしれない
