オセロガールの計算違い

わたしの計画は破綻だわ。
もう、地味子でいる意味ないし。
本性をあらわそうかとした時、はじめちゃんもやって来た。
髪はまだ濡れてるけど、メガネをかけていつもの感じ。
「ちょっと返しなさいよ」
ノリコから、メガネを奪い返してあわててかける。
なんだかはじめちゃんに、素の自分を見せるのが恥ずかしくなってしまったのだ。
ノリコがいると調子が狂うけど、すっかり地味子の振る舞いが板についてきちゃってるのかも知れない。
もはやどっちが表でどっちが裏なのか、自分でもわからなかった。