季節は梅雨になりかけていた
6月の中旬
ノーベル賞出身者も何人か輩出している名門t大学
一浪して入学した私、宮下アキは
敷地内の並木道を歩いていた
天気は快晴
小鳥たちはせせらぎあい
恋人たちがベンチでお弁当を食べている
あいにく
恋人のないアキは一人並木道を歩く
次の授業はn練の講堂
それでも寂しいなんて思わない
今のじぶんが
すごく好き
一人で歩けるわたし
とても強くなれる
そう、貴方に出会うまで
わたしの弱さなんて知らなかった……
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…