フッて銀狼が笑った気がした。 「行くぞ」 前を見たら、銀狼はもう中に入っていた。 急いで後を追う。 穴があいた廊下、切れ切れになったカーテン、割れたガラス窓…。 とにかくボロボロだ。 ここ、本当に使えるのってくらい。 おまけに埃っぽい。 …ここで何するんだろ。 何ができるんだろ。 作戦会議? まさか住んでるとか言わないよね? とりあえず、黙ってついていく。 今の私にはこれしかできないから。