あなたとはじめて喋ったのは、小学四年生のときだったね。

新しいクラスになって、最初の席の隣にあなたはいた。

わたし、はじめはあなたのことをしらなかったんだ。

それは、あなたも一緒だったみたいだけど。

あなたは覚えているかわからないけど、

わたしあなたに、「お前、誰だ?」っていわれたんだよ。

あのとき、わたしあなたに敵対心をもっていたんだ。