「チッ。なにお仲間引き連れて来てくれてんだよ。あのカス。」
キャーキャー言われて浮かれやがって。
ああ、気持ち悪っ。
さっさと帰れよあのヘタレ!
プルルル プルルル
────《あっ、どこにいんのー?見当たらないんだけどー。》
「うっせぇよヘタレ。さっさと溜まり場にでも帰れや。」
────《ええっ!?酷くない!?涁が来いって言ったんじゃんかぁああああ!》
「帰れ。」ブチッ
よし、掲示板の周りにいる奴等はいなくなるだろう。
アイツらに生徒たちもついて行って人も減るだろう。
「こういう時に役立つな。アイツ。」
