可愛いヤツ。






「そ、そのまんまの意味だけど?」






声が緊張のあまり上擦る。



しかも違うでしょ私!大っ嫌いがそのまんまの意味なわけないじゃん!





だけど言葉を発してしまったものはもう訂正出来ない。ビクビクしてケントの言葉を待つ。





だけど、ケントは予想外の言葉を並べた。









「は?意味わかんねーよ。お前がオレを嫌うとか、ありえるわけねぇだろ」











その自信はどこから来るの。






ついそう思っちゃったけど、たしかにその通りで。






私がケントのことを嫌えるはずがないんだ。






だって、ケントの引き締まった身体にものすごくドキドキして、ケントの紡ぐ言葉にいちいち反応してしまう。






彼のそばにいると、心臓が鳴り止まない。







それくらい、ケントのことが好き。