ー海を知らぬ 少女の前に 麦藁帽の 我は両手を広げていたりー

高校生になった今、私はこの短歌を見て“昔の私”を思い出す。

あの日は眩しいくらいの晴天で

海も大地もキラキラしてて

何もかもが輝いていて、

初めて海を見ようと行った私は

一瞬で目を奪われた。

これから私が行くのはあの日の場所。

遠い遠い夏の記憶へ....ーー。