「結愛ー!」


「うっ…。その挨拶の仕方やめて。痛い」


「だって!だって!今日から神崎高校の生徒だよ!

見て見てー、この制服。似合うー?」


「似合いすぎるくらい」



私に勢いよく抱きついてきたこの子
名前は天野恋心-あまの ここ-

147cmの小柄でこれぞ女の子って感じの可愛い子


しかも名前がコイゴコロって書くとか
可愛すぎでしょ!



「結愛、首席合格じゃないから悔しい?」



恋心は私が唯一素を出せる友達。
その部分ではありがたい



「まあねー。でも3点だけだし…ハァ
あと一問解いていれば」


「そんなに落ち込まなくてもいいでしょー。最初のテストで越せばいい話なんだもん」



この神崎高校は入試の点数が出てくるから自分が何番目で受かって何点なのかすぐに分かってしまう。



「そうだよね。

よしクラス表見てくるよ」



そして私達はクラス表を見に行った


あっ



「やったー!結愛と同じ♪」


「うん。良かったね」


「また猫かぶってるし…。
高校からは直ると思ってたのに…」



あははっ

恋心がいじけてる