鬼羅さんはその後についたショッピングモールにも驚きの顔をしていた。
鬼羅さんと快斗と一緒にプレゼントを探す。
鬼羅さんは、どこにいても人目を引いていた。
それは、鬼羅さんの綺麗な白髪のせいもあるんだろうけど。
耳を澄ませていると、かっこいい、って声が上がっていてなんだか誇らしげになった。
「これがいい」
鬼羅さんがそう言って持ち上げたのは、可愛いバレッタ。
鬼羅さんって、可愛いもの選ぶの得意だよね。
あのくしもそうだったけど、なかなかセンスいい気がする。
あのくしは、鬼羅さんの手から再びお母さんのもとに渡った。
あの花を鬼羅さんが描いたって言ったら、お母さんは知らなかったみたいでとても驚いていたっけ。
「うん。じゃあ、それにしよう!買ってくるね!」
「この時代は本当に、不思議だな」
鬼羅さんがポツリと呟いた。
鬼羅さんは、この時代に来たことどう思ってるんだろう。
あのまま眠っていたかった、なんてないよね?


