『汝、我の血の契約のもと、ここに馳せ参じよ(はせさんじ)』
《お、お前、まさか……!!》
『今頃きずいたのか?皮肉なものだ。
最後に言い残すことはないか?』
少女、いや、性別がわからない"人間"が
冷たい目で、"何か"を見ていた
《ふ、ふざけるなあああああ!!!!!》
"何か"が人間に飛びかかろうとした。だが……
『ふっ、命知らずが…
レスティア、カマイタチ』
ブアアアアアア
《ぎゃああああああ!!!》
『終わったな。
空気浄化…』
サアアアア
〔レーちゃん、大丈夫?〕
『ああ。疲れただろ。中に戻れ』
〔うん!またねー!〕
『帰るか』
人間は闇の中へ消えていった…