「で?どうするの?」

「……近寄る気はない
時期を見計らってから殺す」

「近寄らないのー?僕も近付きたくないけど近付いた方が有利じゃない?」







やっぱそう言うよな……
でもそれじゃあ……






「無理だろうね~だって彼んとこの副総長様は怜音の事疑ってるみたいだし」

「あぁその通り、だから女に近寄るともっと警戒される」

「ふぅ~ん……そっかぁ~」








納得してなさそうだな
しょうがないだろ近寄りたくない気持ちがあるんだから

それにあの総長もめんどくさそうだし……








「まぁ要は……」

「「「「殺せられればいい」」」」







「ふっ分かってんじゃん」



「何年一緒にいると思ってるの?」

「そうそう!れーちゃんの事はすぐわかるよ♪」

「怜音はいつもこんな感じだからな!」








やっぱり良いなこいつらは……

仲間なんか要らないと思ってたけど……こいつらは特別だな