さて、理事長室は真っ直ぐ行って階段登ってすぐだったな……
階段階段……
あ、あった
これを登ったらすぐか案外近いな
ま、俺が1人行ったら迷うんだろうけど
なんて考えながら登っていたらー…
ドンッ
「うわっ!?」
「っ!」
鈍い衝撃がした
あ、俺…落ちる……そう理解した瞬間
ガシッ
「ふぅ……ギリギリセーフやなぁ」
……?
あれ、俺落ちてない
こいつが掴んだのか……
「すまへんなぁ俺の注意不足で
怪我はあらへんか?」
親切に心配してくれるのはありがたいが正直言って触って欲しくない
鳥肌ハンパないし
だからすぐに目の前にいる男の腕を振り払った
バシッ
「怪我はない大丈夫だ、俺も悪かったし
でも、俺人に触られんの嫌いなんで触らないで欲しい」
特にお前みたいな他人にはな
「じゃあ」
俺はスタスタと歩いて行った
「なんやあいつ
俺の事知らんのか?知らないにしても感じ悪いゆっちゃなー……」
何て男が呟いていたのも知らず


