そして奏多くんに振られてから1か月が経ったある日



その日私は部活でちょっと痛い思いをしました

傷ができたわけでも、症状があったわけでもないのですが…


涼太もちょうど部活で学校に来ていて

頬をさすりながら歩く私を見て
「どうした?大丈夫か?」と声をかけてくれて


部活が終わってからも
「さっきのとこ腫れたりしてない?」
と心配してLINEまでくれて。






私は涼太の優しさに惚れました。




LINEも続いていたし、
朝も一緒に行くことが増えていて、
もうこれは言うしかないと思い告白しました




「あたしと付き合ってくれる?」










「こちらこそお願いします」






こうして3月21日私たちは付き合うことになりました。