そうして迎えたテスト。結果は私の勝ちでした。


しかし、いいことばかりが続くわけがありません。



テスト後の席替えで奏多くんの隣の席になってしまったのです。


気まずいなんてもんじゃありません。


彼はこっちを見ようともしてくれませんし
見えない壁を感じました。



更にちょうどその時、私は体調を崩していて…


でも奏多くんに逃げたと思われるのは嫌で
死にそうになりながらも学校へ行っていました