「沙希~。」 手を振っている彼。 機嫌が良さそうな彼を、ただ見つめた。 「……どうだったの、告白。」 「ん?まだだけど。」 「今日中って言ってたじゃん。」 「今から。」 「もう、遅いよ?十分深夜。」 「ガキのお前が言うなよ。」 ガキ。 だから、恋愛対象外なのかな? ねえ、教えて? 近くに行きたいよ……。 だから。 「……さっきは、ゴメンね?」 「お、反省なんて珍しいじゃん。」 「…………。」 君の声が耳の中に響いてる。 それが、とても心地よいのに。 どうして素直になれないんだろう?