九月、残暑が厳しい。


貴方とは、先輩、後輩として、仲良くなっていった。


遊びにも一緒に行ったよね。


姉に向ける視線にはまだ、悲しくなるけれど。


貴方と仲良くなっていける方が嬉しくて。


近づいていけていることが、嬉しくて。


少しずつ、嫉妬はなくなった。


ねぇ、もっと近づけたら、、、私を好きになってくれる?


部室で気持ちよさそうに寝ていたあなたに、そっとつぶやいたあの日。